今回は、SmartTapの「PowerArQ」というポータブル電源を徹底紹介していきたいと思います!
そもそも私自身がポータブル電源を知るきっかけは、キャンプ用品としてだったのですが、キャンプに使える物の多くが災害時にも使える物が多いですので、この記事を通して皆さんにポータブル電源という製品を知ってもらうことが出来たらなと思いました。
そして今回、それを手に入れることが出来たのでこれから紹介していきたいと思います!
SmartTapって何??
そもそもSmartTapというのは、福岡県筑紫野市にある「加島商事株式会社」という企業のブランドだそうです。
SmartTapのホームページには、以下の商品のリンクがはってありました。
・PowerArQ2
・PowerArQ
・PowerArQ mini
・PowerArQ Solar 折りたたみ式
・PowerArQ Solar 防水式
・ポータブル電源オプション(STSL200/STSL300/MC4延長ケーブル(10m))
・EasyOneTouch3
・その他車載ホルダー一覧
たくさんありますね。
amazon、Yahoo!、楽天市場、(officialsite)へのリンク先がそれぞれにつけられてましたので、好きなところで購入できそうです。
その中で、今回紹介させていただくものは、「PowerArQ」というスタンダードなものです。
PowerArQのカラーは全部で6種類(ブラック・ホワイト・コヨーテタン・オリーブドラブ・チャコール・レッド)あるそうです!
カラーのラインナップが豊富なのは嬉しいですね!
少し他の商品にもふれながら、今回の「PowerArQ」をご紹介できたら良いなと考えています!
それでは早速、このポータブル電源がどういった物なのか、実際に見ていきたいと思います!
PowerArQの見た目はこんな感じ!
まずは、その見た目から紹介していきたいと思います!
(正面) (背面)
(上) (左側面) (右側面)
ざっと、斜め・正面・後ろ・上・横の感じを写真で撮ってみました。
伝わるかどうかはあれですけど、、、
まずは、手に持ったり比べたりして感じた、PowerArQそのもののことを書いていきたいと思います。
・容量が大きいだけあって、本体も少し大きめ。手持ち部分も含めてティッシュ4箱分ぐらいの高さで、長さは2回り長い感じです。
・コンセント(✕1)・USB(✕3)・シガーソケット(✕1)・DC出力6.5mm(✕2)・DC入力(✕1)
・持ち運ぶことは出来なくはないけど、重いな~って感じますね。
・そのものは衝撃に強いわけではなさそう。プラスチック感とでも言いましょうか、まぁよくある電化製品って感じがします。
・持ち手のところは下側がでこぼこしていて、持ちやすい印象です。
見た目そのものに関して言えば、Jackery社の商品にも似たようなデザインの商品があって、個人的にはたまにどっちがどっちかわからないときがあります。
大きい分、そのものはずっしりしているので、風などで倒れたりすることはなさそうです。
ではここからは、実際にHPに書いてある「PowerArQ」の基本スペックをHPから引用しますのでご覧ください!
PowerArQの基本スペック
商品名 | PowerArQ |
品番 | 008601C-JPN-FS |
容量 | 626.4Wh/3.6V-174,000mAh |
内蔵バッテリー | リチウムイオン電池 |
AC出力波形 | 純正弦波 |
AC出力(通常/ピーク時) | 300W/500W |
動作適応温度 (充電/出力/保管) | 0℃~40℃/-10℃~40℃/-20℃~45℃ |
充電所要時間 | 8~10時間 |
サイクル数 | 300回以上 |
サイズ(mm) | 300✕193✕240(持ち手含め) |
重さ | 約6kg |
いかがでしょうか?
たくさん並べてありますが、じゃあ実際どこが重要なの?ってなりますよね。
まずは、容量
ポータブル電源などの蓄電池においては、やっぱり容量が一番重要です。
選ぶ際には、使いたい製品の情報から逆算して、それを使う時間とかも考慮して決められると良いと思います。
大量の電気を要する電気製品を使うには、ポータブル電源は向いていないです。
PC、スマホ、スタンドライト、小型扇風機、電気毛布など、電力を大きくは使わないものは長時間使えますが、冷蔵庫などはほんとに少しの時間しか対応出来ません。
PowerArQの容量は 626.4Wh,174,000mAh。
日本メーカーが販売している商品の中で比べれば、まぁまぁ大きめな容量ですね。
もちろん、容量全てを使い切ることは出来ません。
使える電力に関係してくる、給電効率(DC-AC変換効率/DC-DC変換効率)は85%以上であるという記載がありました。
普通の変換効率の大きさなのかなと思います。
ただ、正直なところ、実際は何がどれぐらい使えるのかわからないですよね、、、
なので、この記事の後半にいくつかの家電を試してみるので、それも参考にしてみていただけると嬉しいです。
次は、AC出力の波形(純正弦波なのか疑似正弦波なのか)
「PowerArQ」の場合、AC出力波形は純正弦波というように記載されています。
では、なぜ波形を気にするのかという理由になるんですが、これも電化製品を使用する際に重要になってきます。
市場に出回っている多くのポータブル電源の波形は純正弦波になっている物が多いですが、一部安いなと思われる商品には、疑似正弦波が使われている場合があります。
純正弦波は、一般の家庭にあるようなコンセントから出力されている波形と同じですので、使えない製品はほとんどないです。
一方で、疑似正弦波の場合は、出力が不安定なため、物によっては故障の原因になってしまうことがありますので、純正弦波を使用しているポータブル電源を購入することをお勧めします。
純正弦波と疑似正弦波を比べると、純正弦波にしている製品の方が値段にすると高くなってしまうのですが、使いたいものが使えないことに比べればしょうがないのかなと思います。
今回の「PowerArQ」に関しては、純正弦波のため、問題ないでしょう。
そして、サイズ
性能ももちろん大切ですし、一番重視するところですが、家の置き場所とか車に載せる際にあんまり邪魔にならない物が欲しいところです。
「PowerArQ」は最初から何度か書いているように、大容量なもののためバッテリーのサイズも大きく少々ものとしてはかさばってしまいます。
数値的なところでは、300✕193✕240(持ち手含め)となっています。
数値だけじゃわかりにくいですけど、実際の市販のティッシュ箱と比べたら、伝わりやすいかなと思います。
個人的な感想は、思ったほど大きくなくコンパクトだなっていう印象を受けました。
重さは体重計で測ると6kgでしたので、表記通りです。
箱自体がかなり大きいので、箱はかなり邪魔になってしまうかなと言う印象でした。
長距離を持ち運ぶというのはあんまり向いていません。
登山などには持ち運べないと思います。
基本的には、防災やキャンプで使用されることが多いと思うので、そんなに気にしなくても良い点かなと思います。
※サイクル数に関して
サイクル数300回以上という表示は、約300回までは性能を維持したまま使用することが可能で、それ以降は使用可能な容量が減っていく目安になります。
そんな感じで、ポータブル電源を選ぶ際に気にした点を書いていきましたが、ここからは、「PowerArQ」ならではの強みなどを書いていこうと思います!
「PowerArQ」のここがすごい!
「PowerArQ」の最大の特徴というのは、容量が626.4Wh/174,000mAhという点です!
海外メーカーのものでは、これ以上の容量のものがありますが、日本メーカーが発売している商品の中では一番大きいと思います。
もちろん、この容量をまかなうにはそれなりの大きさになってしまいますが、消費電力が小さいものなど(スマホの充電など)は、たくさんできると思うので、非常時には相当活躍してくれるのではないでしょうか?
次にすごいのは、側面についている、LEDライト!
本体にライトが埋め込まれているんです。説明書には消費電力1Wとあったので、かなりの時間使えますし、なかなか明かりも強かったです。
ルーメンの記載もあればよかったですが、記載はありませんでした。
本体がなかなか重いので、懐中電灯のように手持ちにするのは難しいですが、置いて使う分にはかなり明るく照らしてくれると思います!
暗がりでの作業などに役立ちそうです。
次にすごいのは、シガーソケット充電器が同梱してあることですね!
今回、私が手に入れることの出来たタイプが一つ前のタイプなので、シガーソケット充電器は同梱していませんでしたが、現在発売されているものは、以下の3種類が同梱してあるそうです!
・専用ACアダプターセット
・シガーソケットケーブル(3.4m)
・MC4ケーブル(1m)
シガーソケットケーブルが、シガーソケットから充電できるもので、MC4ケーブルが、ソーラーパネルから充電できるものになっています。
シガーソケット充電器は、他社の場合別売りになってしまうことが多いので、それを含めてこの値段でしたらかなりお得な感じがしますね!
ソーラーパネルは別売りなので、購入の必要がありますが、これだけの3種類の充電器を一緒に同梱してくれるのは非常にありがたいです。
PowerArQのここが気になる!
ここからは、実際に使用してみた中で気になったことや、ものたりない点などを書いていきたいと思います!
まずは、ファンの音ですね。
最初の見た目の紹介の写真からもわかるように、両サイドと背面から空気が抜けるようになっています。
もちろん、冷却できないと熱がこもって、発火などにもつながりかねませんので重要なのですが、AC出力を利用する際には、ボリュームが大きいわけではないですが夜など就寝時に聞くと、少し気になってしまうかなと個人的には思いました。
次に書くことは、人それぞれかも知れませんが、個人的に気になったこととして、電源ボタンが統一されていないことが気にかかりました。
ACボタン・USBボタン・12V(DC出力)ボタンがありまして、使いたいもののボタンを押せば、そこだけが出力される形になります。
一見すると便利な機能のようにも見えますが、個人的にはう~ん、、、って感じでした。
そして、どこかボタンを押すたびに、「ピー」という音が鳴ることも気になりました。
毎度のようになられるとちょっとなーって感じです。
慣れれば、気にする事ないとは思うのですが。
あとは液晶表示ですね。
「PowerArQ」の電池残量は液晶表示になっています。
液晶表示には、IN(入力)OUT(出力)、電池残量の3つの情報が表示されます。
下の写真のような感じです。
細かく表示されることは非常にありがたいですし、便利な点なのですが、その表示に少し気にかかる点があります。
出力の方は、使う製品にもよりますが、変化が激しくて、実際どれほどの電気を使用しているのかはわかりにくいことです。
ワットチェッカーでは、一定した振れ幅の少ない表示でも、この液晶表示ではその2~3倍の振れ幅があるので、そこはわかりにくいですね。
最後に変換効率ですね。
3パターンの使い方を下の方で試していきますが、それが少し気になる結果となってしまいました。
詳細は、「使ってみた」からの内容を見ていただけたらわかるのですが、せっかくの大容量を無駄に感じてしまう人もいるかも知れません。
是非一読してから、購入の際の判断基準になればなと思います。
別売りソーラーパネル充電器(折りたたみ式・防水式)
PowerArQには、別売りにはなりますが、2種類のソーラーパネルが発売されています。
それが、PowerArQ Solar 折りたたみ式とPowerArQ Solar 防水式になります
ソーラーパネルにも2種類用意されていて、収納が出来て持ち運びのしやすい折りたたみ式と、水に強い防水式があります。
キャンプや非常時に、太陽光で充電できることは、キャンパーにとってもそうですが、ポータブル電源をお持ちの方全員にとって非常に助かる充電器だと思います。
夏場の晴天時であれば、約8~9時間でフル充電になるそうなので、かなり優秀なのではないでしょうか?
(※日射条件や角度によっても大きく変わってしまうそうなので、その点は注意してお使いいただけるといいと思います。)
折りたたみ式なら持ち運びに便利ですし、防水式であれば、普段の水気を気にせずつかえますし、急な雨などがきてしまっても安心ですね!
充電器からそのままスマホやタブレットに充電することも可能なので、充電しながらゲームしたりという活用法もあるみたいですね!
折りたたみ式と防水式があるようなので、それぞれのズペックを見ていきたいと思います。
まずは折りたたみ式のほうから見ていきます。
商品名 | PowerArQ Solar 折りたたみ式 |
品番 | STSL120FD-MC4 |
ピークパワー | 120W |
電圧/電流 | 18V/6.67A |
耐熱温度 | -45℃~60℃ |
発電効率 | 20% |
重さ(本体/付属品) | 4.2kg |
出力ポート | MC4 |
収納時サイズ(mm) | 554✕510✕30 |
展開時サイズ(mm) | 554✕1578✕20 |
次は防水式のスペックになります。
商品名 | PowerArQ Solar 防水式 |
品番 | STSL120M |
ピークパワー | 120W |
電圧/電流 | 18V/6.67A |
耐熱温度 | -45℃~65℃ |
発電効率 | 20% |
重さ(本体/付属品) | 3.0kg |
出力ポート | MC4 |
収納サイズ(mm) | 670✕1160 |
防水規格 | IP65 |
※防水規格について
防水規格に関してよくわからない方もいらっしゃるのではないかと思いますので、少しだけ説明しておきます。
まずは、IP65の「6」は、「粉塵が内部に侵入しない。(耐塵形)」ことを指し、「5」は、「いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響をうけない。(噴流水に対する保護)」ことを指します。数値は前半の6段階と後半の8段階に分けられているので全体的に防水性能として、水につけ込むことさえなければ大丈夫って感じだと思います!
これらのソーラーパネルは、充電開始のためにスイッチを押したりする必要はなく、日が昇ればプラグを差し込むだけで自動的に充電が開始されるそうです!
防水式なんかは、雨や水がかかってしまっても壊れる心配がないので、どこか日がよく当たる場所に固定しておけば、すぐに使うことが出来て便利そうですね!
一番は折りたたみ式で防水性能のものがあれば言うことなしですが、ないものはしょうがないので、これからの開発に期待したいと思います!
ポータブル電源に関する注意点
キャンプ用・防災用と購入する理由は皆さん様々だとは思いますが、ポータブル電源を毎日のように使用する人は少ないと思います。
キャンプもワンシーズンに一回とかの方も多く、前回の使用から3ヶ月以上使わないことはめずらしくありません。
しかしながら、せっかく購入したのですから、使いたいときにちゃんと使えるように、皆さんに以下の点はまもっていただきたいと思います。
3ヶ月から6ヶ月を目安に1回以上通電させること。
これは非常に重要です。
6ヶ月以上通電させないと、バッテリーが劣化してしまい、いざというときに使用できなくなってしまう可能性が高いです。
宝の持ち腐れになってしまうことのないように、この点だけはしっかりまもってください!
ではではここからは実際に使ってみたいと思います!
「PowerArQ」家にあるいろいろな家電で実際に使ってみた!
まずは、多数同時接続を試してみます!
4台同時接続します!
AC出力には、ノートパソコンを差しました
USB出力には、スマホ2台とiPodを差しました!
ちょっとぐちゃっとしてしまってますが、こんな感じです!
電池残量は残り83%から計測スタートします!
1%減るのにかかる時間からどれぐらい使えるのか計算していきたいと思います!
ちなみに、USB出力は2つが急速充電となっていて、ひとつは急速充電ではありません。
まぁ何はともあれ、これだけ多くの電子機器をつないでも、動作に異常はありません。
56~63Wの表示が使用中に見られましたので、平均して約59Wを出力値として計算してみます。
1%減るのにかかった時間は約5分半~6分です。
5分45秒で計算した場合、100%使ったとして、575分(約9時間半継続使用が可能)であることが推測されました。
なので、約59W✕9時間半=560.5Wh
560.5÷626.4=0.894(約89%)
となりますので、変換効率が85%以上であることは間違いないようです。
89%以上が推定値として出ているので、それは信頼できるのではないでしょうか?
説明書の記載には、スマートフォン(5.5W)で約70回充電可能というのがありました。
ただ、iPhoneとかでも特にそうですが、世代や機種によって電池容量は変わっています。
最近のは容量が大きくなる傾向にあるので、70回よりは少なくなってしまうと思います。
なのでその点に留意してもらって、70回はあくまでも目安にしてください。
次は扇風機!
夏場に大活躍する扇風機を試してみました!
もし夏場に停電が起きてしまい、エアコンが使えないとなったら、最後に頼るのは扇風機ですよね。
熱中症対策のためにも扇風機は大切ですが、ポータブル電源でどれぐらい使えるのか。
こちらが強さごとの消費電力になります!
風力 | 消費電力 |
微風 | 20~21W |
弱 | 28~29W |
中 | 39W |
強 | 47~48W |
家庭用の扇風機が問題なく使えれば、キャンプ用では間違いなく使えると思うので、参考にしていただきたいと思います。
強(47~8W)で残り30%から20分間使用しました!
20分後、電池残量は26%でしたので、平均すると5分間に1%減る事になります。
100%使用した場合、約8時間20分ほど使える計算になりますね!
一夜を過ごす分には全く問題なさそうです!
少し気になるのは変換効率ですかね。
47✕8.3=390.1(Wh)になるので、
390.1÷626.4=0.622(約62%)という計算になります。
表記は85%でしたが、あまりにも足りないような気がします。
使い方の問題か、もしくはそもそも変換効率が高くないのか。
人によって意見は分かれるかも知れませんが、計算結果としては満足出来る数値にはほど遠いなと思いますね。
他のも試してみましょう。
次は湯沸かし器!
約1Lの水を湧かすことが出来るのかどうか見ていきたいと思います!
消費電力は430W。
PowerArQの瞬間最高出力は500Wのため、おそらく耐えれると思うのですが、、、
実際のところはどうでしょうか、、、!
これは出来ないようです、、、
一瞬以下のように出力は計測されます(計測ピークは425W)が、途中で自動的に停止してしまいます、、、
冷却ファンの音もして、出来るのかなと思いましたが、これは許容範囲外なのですね、、、
これは予想外の出来事ですね、、、
PowerArQのスペックではAC出力最大300W、ピーク時500Wという記載だったので耐えれると思ったのですが。
最大300Wを超えない程度に使っていかないとですね笑
他の記事でENERBOX(LACITA)を用いて使用した際には、電池容量の減りは激しかったものの、お湯を沸かすことは可能でした。
PowerArQよりも少ない容量であるにも関わらず、それよりも出力を出してくれるのは感心ですね!
車中泊や冬キャンプの必需品、電気毛布!!
今回は、電気しき毛布を使っていきます!
まずはその消費電力を見ていきます。
今回使用する電気毛布には、弱・中・強ありますが、伝熱する瞬間の消費電力は一律57~58W程度です。
ただ、伝熱するタイミングが強さによって変わるので、平均消費電力が変わってきます。
説明書に記載してある平均消費電力は以下のようになっていました。
強さ | 標準消費電力量(1時間あたり) |
弱(約20℃) | 約3wh |
中(約36℃) | 約18wh |
強(約52℃) | 約31wh |
実際に、就寝時にベッドの上に敷いて使用してみます!

私個人の感想は、めっちゃ温かかったしよく寝れたな~。という感じです笑
強にすれば、上にも記載しましたが、約52℃なので、逆に熱くて寝られないです笑
弱でも良いぐらいでした。
これなら冬場でもエアコンの暖房を使わずに寝られます。
電気毛布が車中泊などで重宝される理由がわかりました。
膝掛けのようにして使えるタイプもあるそうで、冬に限らず、夜釣りなどで少し寒くて車に避難したときにこれ一つあれば、寒さを少ししのげそうです。
夜の投げ釣りや浮き釣りなら、椅子に座って膝掛けにしながら待つのも良さそうですね!
強で1時間使用してみました。
残り83%からのスタートです。
結果は83%→68%でした。
15%の消費でしたので、約6時間45分ほど使える計算になりますね。
冷たい状態からの使用なので、31Whの計算では少し足りないと思いますので、57Wとして計算してみますと、約385W消費したことになります。
う~ん、、、、、
どうなんでしょうか?
385÷626.4=0.614(約61%)
となりますね。多数同時接続したときに約89%もの記録がされたときもあったので、断言は難しいですが、実際にこのような結果になってしまったことは事実です。
なので、実際に使ってみると物足りない感じがあるかも知れません。
個人的な意見にはなりますが、これほど振れ幅が大きいのはちょっと心配になってしまいます。
結果まとめ結果をまとめてみました!時間は推定値になります。
まだまだ使えるものはあると思いますので、ご家庭にある製品の出力を確認した上で、試してみていただいても良いと思います!
PowerArQの充電時間について充電時間についても少し触れていきたいと思います。
使用可能/不可 | 使用可能時間(推定) | |
スマホ・PC・タブレット・電気スタンド等多数同時接続(6台) | 使用可能 | 20時間 |
扇風機(強)40W | 使用可能 | 9時間 |
湯沸かし器(1L) 430W | 使用不可 | 0 |
電気毛布(強)57W | 使用可能 | 7時間 |
350W以上のもの | 使用不可 |
2時間計測してみたところ、50%→80%へとなっていたので、フルで充電したら6~7時間程度でしょうか。取扱説明書の記述では8~10時間となっていたので、それより速かったので優秀です。充電時間は短いに越したことはないですからね。
ここからは充電時間ではないですが、充電器に関して。充電中めちゃくちゃ熱くなります。手を近づけるだけでしっかりと熱気を感じるほどです。
なので、もしかしたらやけどをしてしまう恐れがあるので、取り扱いには注意した方が良さそうです。この辺は仕方がないことかも知れませんが、熱に弱いものや溶けやすいものは近くにおいておかないように気をつけておきたいところですね。
最後に
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
いかがだったでしょうか?
最近、インスタグラムや雑誌などでキャンプギアや防災用品として注目を集めている、ポータブル電源の中でも人気な「PowerArQ」について書いてみました。
ファンの音や、ボタンの音、変換効率しかり、個人的には、容量大きくていいなとは思いましたが、使っていくなかで気になる点が多かった商品です。
デザインに関しては多彩な色が用意してあるので、おしゃれなアウトドアギアとしてはかなり良いのではないかなと思います。
ポータブル電源は少し高価なものではありますが、持っていて損はない商品だと個人的には思っています。
今回の記事がみなさんのポータブル電源選びの参考になれば幸いです。
他の記事もありますので、是非読んでみてください!