今回は、LACITAの「ENERBOX」というポータブル電源を徹底紹介していきたいと思います!
そもそも私がポータブル電源を知るきっかけは、キャンプ用品としてだったのですが、キャンプに使える物の多くが災害時にも使える物が多いですので、この記事を通して皆さんにポータブル電源という製品を知ってもらうことが出来たらなと思いました。
そして今回、それを手に入れることが出来たのでこれから紹介していきたいと思います!
LACITAって何??
そもそもLACITAというのは、大阪にある「株式会社ポスタリテイト」という企業のブランドで、そのブランド自体は2017年に発足したようです!
アウトドアとカーアクセサリ事業をしているようで、中心にあるのは、今回ご紹介させていただくポータブル電源「ENERBOX」なようです。
「ENERBOX」にも4種類ほどあるようです。
・ENERBOX01 black
・ENERBOX01 white
・ENERBOX450
・ENERBOX01 防沫仕様
その中で、今回紹介させていただくものは、「ENERBOX01 black」というスタンダードなものです。
2020年3月頃に発表された防沫仕様も、ポータブル電源界隈では世界初の仕様となっているそうで、のちのちその紹介が出来る日が来れば良いなと思っています。
非常に気になる、、、笑
それでは早速、このポータブル電源がどういった物なのか、実際に見ていきたいと思います!
ENERBOXの見た目はこんな感じ!
まずは、その見た目から紹介していきたいと思います!
(ななめ) (前正面) (後ろ正面)
(上) (側面)
ざっと、斜め・正面・後ろ・上・横の感じを写真で撮ってみました。
伝わるかどうかはあれですけど、、、
まずは、手に持ったり比べたりして感じた、そのもののことを書いていきたいと思います。
・思っていたほど大きくない。ティッシュ三箱分ぐらいの高さで、長さは一回り長い感じです。
・コンセント(✕3)・USB(✕3)・シガーソケット(✕1)・DC入力(✕1)
・すごい重いわけではないけど、長距離もって歩くのは少し負担になるようなずっしりした重さ(体重計で測ったら本体はジャスト5キロでした。)
・そのものは結構しっかりしてる印象
・持ち手のところは持ちやすいように少し伸びる
・持ち手のところにLACITAってかいてある
見た目そのものに関して言えば、おぉ、とうなってしまうよな格好良さ。厳つい男な感じがします。
全体的にはしっかりしてる印象なので、安心感とかも感じます。
ただ、側面に関しては多少ぶつけても大丈夫そうだけど、前後の面に関してはプラスチックっぽくてぶつけるとかけちゃうかな?って思ったりするところもありますが、そんなに気になりません。
見た目に関しては、ガンダムっぽいっていうコメントもあったりしました。
ひとつの参考になれば幸いです笑
エナーボックスにカバーがある!?
私は今回購入していませんが、どうやらインスタグラムなんかをみていると、ENERBOXには専用のカバーがあるようです。
少し調べてみましたので加えて紹介したいと思います。
カバーの名前は「EB-cover」というそうです。
カラーは3色展開(コヨーテ・リアルツリー・ブラック)、値段が1万円ということでした。
「nerudesignworks」と「BALLISTICS」のコラボ商品だそうです。
カバーと言っても、ただおしゃれにするだけではなく、その機能性も十分考えられているカスタム商品になっているようです。
片方の側面には携帯を入れられるポケットがあり、もう片方にはベルトがついているので、いろいろ引っかけたりできそうです。
人によって様々にはなると思いますが、いろんな使い方ができそうでもし余裕があれば買ってみるのも良いと思います。
インスタグラムの投稿なんかを見ていると、もちろん写真のようにスマホを入れたり、ベルト側には時計やライト、それからフックなどをつけてる人がいました!
見た目もアウトドアにぴったりですし、エナーボックスにはぴったりだなーとおもってます。
おしゃれに、かつ機能的に楽しみたい方には向いていると思います!
ではここからは、実際にHPに書いてある「ENERBOX」の基本スペックをHPから引用しますのでご覧ください!
ENERBOXの基本スペック
商品名 | ENERBOX01 (エナーボックス) |
品番 | CITAEB-01 |
容量 | 444Wh/3.7V-120,000mAh |
内蔵バッテリー | 三元系リチウムポリマー電池 |
AC出力波形 | 純正弦波 |
動作適応温度 | -10℃~40℃ |
充電所要時間 | 7時間 |
サイクル数 | 500回以上 |
サイズ(mm) | 303✕134✕184 |
重さ | 約5kg |
いかがでしょうか?
たくさん並べてありますが、じゃあ実際どこが重要なの?ってなりますよね。
まずは、容量
ポータブル電源などの蓄電池においては、やっぱり容量が一番重要です。
選ぶ際には、使いたい製品の情報から逆算して、それを使う時間とかも考慮して決められると良いと思います。
大量の電気を要する電気製品を使うには、ポータブル電源は向いていないです。
PC、スマホ、スタンドライト、小型扇風機、電気毛布など、電力を大きくは使わないものは長時間使えますが、冷蔵庫などはほんとに少しの時間しか対応出来ません。
ENERBOXの容量は 444Wh,120,000mAh。
もちろん、容量全てを使い切ることは出来ません。
しかしながら、LACITA公式のHPから見る限り、給電効率(DC-AC変換効率)は、95%以上(100W以下使用時)ということで、普通のポータブル電源は80%台くらいなんですが、それをはるかに凌駕する数値が記載されていました。
※数値的な話にはなりますが、HPによると、100W以下使用時で440Wh分(99.1%)使えることが立証されているそうです。
ただ、正直なところ、実際は何がどれぐらい使えるのかわからないですよね、、、
なので、この記事の後半にいくつかの家電を試してみるので、それも参考にしてみていただけると嬉しいです。
次は、AC出力の波形(純正弦波なのか疑似正弦波なのか)
「ENERBOX」の場合、AC出力波形は純正弦波というように記載されています。
では、なぜ波形を気にするのかという理由になるんですが、これも電化製品を使用する際に重要になってきます。
市場に出回っている多くのポータブル電源の波形は純正弦波になっている物が多いですが、一部安いなと思われる商品には、疑似正弦波が使われている場合があります。
純正弦波は、一般の家庭にあるようなコンセントから出力されている波形と同じですので、使えない製品はほとんどないです。
一方で、疑似正弦波の場合は、出力が不安定なため、物によっては故障の原因になってしまうことがありますので、純正弦波を使用しているポータブル電源を購入することをお勧めします。
純正弦波と疑似正弦波を比べると、純正弦波にしている製品の方が値段にすると高くなってしまうのですが、使いたいものが使えないことに比べればしょうがないのかなと思います。
今回の「ENERBOX」に関しては、純正弦波のため、問題ないでしょう。
そして、サイズ
性能ももちろん大切ですし、一番重視するところですが、家の置き場所とか車に載せる際にあんまり邪魔にならない物が欲しいところです。
HPにサイズが画像付きでありましたので、引用してきました。
303mm✕134mm✕184mmという記載です。数値だけでは少しわかりにくいと思うので、ティッシュ箱と比べてみました。
数値だけじゃわかりにくいですけど、実際の市販のティッシュ箱と比べたら、伝わりやすいかなと思います。
個人的な感想は、思ったほど大きくなくコンパクトだなっていう印象を受けました。
重さも、体重計を使ってはかってみたところ、記載通り5kgちょうどでした。
箱含めると、充電器なども含めて6.2kgほどありました。
私は、箱でもって30分くらい歩いたのですが、ちょっときつかったです笑
手が痛くなりました笑
なので、長距離もって歩くのはしんどいかも知れません。
長時間もって歩くのはきついですが、基本的には、キャンプ場や車、家で使うことが多いと思いますので、あんまり気にされなくても良いのかなと思います。
※サイクル数に関して
サイクル数500回という表示は、約500回までは性能を維持したまま使用することが可能で、それ以降は使用可能な容量が減っていく目安になります。
そんな感じで、ポータブル電源を選ぶ際に気にした点を書いていきましたが、ここからは、「ENERBOX」ならではの強みなどを書いていこうと思います!
「ENERBOX」のここがすごい!
「ENERBOX」の最大の特徴というのは、内蔵バッテリーに三元系リチウムポリマー電池を採用しているという点です!
ポータブル電源などの蓄電池に使われるバッテリーのほとんどは、リチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池とリチウムポリマー電池の違いを簡単に説明しておきます。
リチウムポリマー電池は、リチウムイオン電池に比べて、安全性・出力・電池寿命において優れています。
その分、少しコストがかかってしまうというな難点はありますが、安全性・出力・電池寿命という3点においては重視したい点にはなります。
実際、多くはないですが過去にはリチウムイオン電池を使用したポータブル電源における発火事故なんかも起きているようなので、どんな内蔵バッテリーを使用しているのかもしっかりと注意してみておきたいなと個人的には思っています。
詳しい話は避けますが、最低限上に書いた三点において優れていると言うことと、国産のEV車に搭載されているということを覚えておくと良いかもしれません。
例えば、トヨタのプリウスなんかに搭載されているバッテリーになります。
それぐらい、安全性に関しては優れており、一般社団法人防災安全協会からも推奨されているほど、防災に関しても一役買ってくれそうな製品です。
あらゆる製品に共通しますが、こういった証明があると、キャンプの際や非常時の際にも安心して使うことが出来そうですよね。
他には、DC-AC変換効率(給電効率)の高さが特徴的です!
HPには100W以下使用時に給電効率は驚異の95%だそうです。
一般的なポータブル電源の変換効率は基本的に75%~90%の製品が多いですが、95%は業界トップクラスの物になっています!
容量は444Whなので 444✕0.95=421.8(Wh) になります。
給電ロスは20Whほどなので、400Whのポータブル電源として購入すれば、期待以上の働きをしてくれるは間違いなさそうです!!
ちょっと物足りない・・・?
ここからは、少し改善して欲しかったな~と思うところを書いていきます。
一番感じたのは、電池残量の表示に関してです。
電池残量は、下の写真のようにLEDインジケーターによる五段階表示になっています。
個人的には液晶表示がよかったかな~と思っています。
両側面はスペースが空いているので、そこにあると使い勝手はもう少し上がったのかなと思います。
その液晶に、使っているワット数など表示できたら、あと何時間使えそうとか理論的な感覚値がつかみやすいので、そっちのほうが個人的には嬉しいです。
どの製品がどれぐらいのワット数を使用するのかどうかわからないので、そういう表示があればよりグッドな商品になりそうです。
2種類の別売り充電器
ENERBOXには、別売りにはなりますが、2種類の充電器(チャージャー)があるようです。
それが、ソーラーチャージャーとカーチャージャーです。
これらのメリットは、もちろんキャンプの時などに日中充電しておけたり、持ち出す際に充電を忘れていたとしても、車で持ち運びながら充電できたりするところもあります。
それらに加えて、防災時にも非常に役立つ充電器だと思います。
停電時などにも、ベランダなど太陽光が当たりやすいところで充電しておいて、夜の明かりを確保できたりするので、あるといろんな時に役に立ちそうです!
ソーラーチャージャーについて
ソーラーチャージャーは、太陽光を利用した充電器です。
これがあれば、キャンプをするときも、日中は充電に回して、夜に照明等で使うことが出来るので、コンセントがなくても全く心配いりませんね!
加えてこのソーラーチャージャーにはUSB出力も付属してありますので、直接携帯等に充電することも可能です!
日中、ENERBOXの充電がなくなってしまったけど、携帯が充電したいというときには活躍してくれそうです!
重さも約3.3kgというしっかりした重さがあるので、風などで飛ばされる心配もすくないですし、ソーラーチャージャー本体には、4つ角に穴が開けられていて、付属品としてカラビナ(✕4)・ペグ(✕2)がありますので、自由に固定することも可能です。
ソーラーチャージャーの仕様は以下のようです。
商品名 | 81Wソーラーチャージャー |
品番 | CITASR-01 |
材質 | 撥水加工生地 UV加工 ポリエステル 600D |
出力(DC/USB) | 81W/10W |
発電効率 | 20% |
重さ(本体/付属品) | 3.3kg/800g |
収納時サイズ(mm) | 350✕225✕75 |
展開時サイズ(mm) | 350✕2310✕25 |
※材質にある600Dの「D」とはデニールという意味で、化合繊やシルクの糸の単位になります。9000mで何グラムあるかを表していますので、今回の場合は9000mで600gあるポリエステルを材質でつかっているということになります。
カーチャージャーについて
カーチャージャーは、シガーソケットを利用した充電器です。
カーチャージャーの仕様は以下のようになっています。
商品名 | アクセサリーソケット充電器 |
品番 | CITAEBCC02 |
出力 | 90W |
本体サイズ(mm) | 102.5✕63✕35 |
コードの長さ | 2m |
重さ | 約480g |
12V/24Vの両車種に対応しているとのことです。
24Vの車は一部ディーゼル車やトラックですので、こちらの車にも対応しているということです。
普通車の多くは12V前後ですので、使用に関しては問題ありません。
充電速度に関してですが、従来の製品と比べて大幅に改善されており、約7時間(従来品は約28時間)で充電が可能になりました。
なんと4倍も充電速度が上がっています!
しかも、7時間ということは、通常の付属の充電器と同じ速度での充電が可能だということになります!
これは早い!!
また、充電器の長さは2mとなっており、助手席の足下や運転席と助手席の間に載せられなくても、長さをいかして後部座席やトランク等で充電することも可能です。
ポータブル電源に関する注意点
キャンプ用・防災用と購入する理由は皆さん様々だとは思いますが、ポータブル電源を毎日のように使用する人は少ないと思います。
キャンプもワンシーズンに一回とかの方も多く、前回の使用から3ヶ月以上使わないことはめずらしくありません。
しかしながら、せっかく購入したのですから、使いたいときにちゃんと使えるように、皆さんに以下の点はまもっていただきたいと思います。
3ヶ月から6ヶ月を目安に1回以上通電させること。
これは非常に重要です。
6ヶ月以上通電させないと、バッテリーが劣化してしまい、いざというときに使用できなくなってしまう可能性が高いです。
宝の持ち腐れになってしまうことのないように、この点だけはしっかりまもってください!
ではではここからは実際に使ってみたいと思います!
「ENERBOX」家にあるいろいろな家電で実際に使ってみた!
接続にはWチェッカーを使って、どれぐらいの電気を消費しているのか見ながらやっていきたいと思います!
まずは、多数同時接続を試してみます!
6台同時接続します!
AC出力には、ノートパソコン・電気スタンド・iPodを差しました。
USB出力には、スマホ2台とポケットWi-Fiを差しました!
ちょっとぐちゃっとしてしまってますが、こんな感じです!
ちなみに、それぞれの消費電力は以下のようになっていました!
電子機器 | 消費電力 |
スマホ・タブレット | 6W |
ポケットWi-Fi | 4W |
電気スタンド | 4W |
なので、消費電力は合計65~67Wほどだと思われます!!(電化製品のバッテリーの電池残量が少ない場合です。)
ただ、やっぱり電池残量表示がわかりにくいです、、、
具体的にあと何%とかあるほうが個人的には嬉しかったです、、、
まぁ何はともあれ、これだけ多くの電子機器をつないでも、動作に異常はありません。
今回使用したようなものは、電気スタンド以外はバッテリーが内蔵されているので、十分に充電されればそれ以上充電されることはないので、ポータブル電源も放電する量が少なくなってしまいます。
バッテリーを内蔵している電化製品は充電時と満充電の状態で差している時間があるので何時間使えるなどの正確な数値は出せません。
ですが、一応、残り3つから2つになるのにかかった時間は4時間ですので、さしっぱなしでも全部使って20時間以上はもつ計算になります!
4時間も充電できれば、ある程度の電池の残量は確保できますし、それが6台同時に出来ると考えれば、一回満充電にすれば最低でも30台分はまかなえるのではないでしょうか?
HPの記載にはスマートフォン約30回フル充電可能と書いてありましたので、単純計算でもあってるようです。
ただ、iPhoneとかでも特にそうですが、世代や機種によって電池容量は変わっています。
最近の世代のものは容量が大きくなる傾向にあるので、30回よりは少なくなってしまうと思います。
なのでその点に留意してもらって、30回はあくまでも目安にしてください。
次は一人暮らし用冷蔵庫!
私は一人暮らしなので、大きな家庭用冷蔵庫は持ち合わせていません。
冷蔵庫そのものが消費電力が大きいため、たとえ使えたとしても短時間になってしまいます。
私の家にある冷蔵庫の消費電力は以下の通りです。
電動機の定格消費電力
70/80W(50/60Hz)
電熱装置の定格消費電力
120/120W(50/60Hz)
ここで私の無知っぷりが発動してしまいました。。。
定格消費電力は足しても200W程度かと思って使用してみたのですが、冷蔵庫には瞬間的に定格消費電力の5~10倍の電力を消費するようで、おそらく1000W以上は消費していたものと思います。
なので、使用していると冷却装置が作動しようとして動かなくなることを繰り返していました。
おそらく、ENERBOXのバッテリーの自動保護回路が作動したものと思われます。
自動保護回路とは、使用可能電力を超えると、ENERBOXの損傷やバッテリーの短絡(ショート)を防ぐために自動的に出力を停止する機能のことです。
家庭用冷蔵庫も定格消費電力は400W以下であるものが多いですが、電動機や電熱装置を動かす際に瞬間的にそれを超えることがありますので、ご家庭にある冷蔵庫は使用できないですね。
車載用冷蔵庫なら使用できると書いてありましたので、もしお持ちの方は試してみてください。
次は扇風機!
夏場に大活躍する扇風機を試してみました!
一般的な扇風機を使用していきます!
もし夏場に停電が起きてしまい、エアコンが使えないとなったら、最後に頼るのは扇風機ですよね。
熱中症対策のためにも扇風機は大切ですが、ポータブル電源でどれぐらい使えるのか。
家庭用の扇風機が問題なく使えれば、キャンプ用では間違いなく使えると思うので、参考にしていただきたいと思います。
今回使用する扇風機の消費電力は以下のようになってます!
風力 | 消費電力 |
微風 | 20~21W |
弱 | 28~29W |
中 | 39W |
強 | 47~48W |
電池残量残り5からの検証です!
直前に少し使ったので、おそらく90%残量ぐらいかなと思います。
扇風機は強(47~48W)の状態で使用しました。
扇風機の動作に異常はなく、しっかりと使用でき22:30~7:00までの8時間半使用できました!
合計で約408Wほど使用した計算になります!
首振りを使用しても消費電力は変わりませんでした。
中や弱、微弱なら最低でも中で10時間、弱で20時間は使用できそうです!!
一夜を過ごす分には全く問題なさそうですね!
次は湯沸かし器!
約1Lの水を湧かすことが出来るのかどうか見ていきたいと思います!
消費電力は約410W(本体には430Wと表記されていましたが、ワットチェッカーでは408~410Wほどでした)
enerboxの瞬間最高出力は600Wですし容量自体も400Wh以上ありますので、おそらく耐えれると思うのですが、、、
実際のところはどうでしょうか、、、!
試してみると、沸騰するまでにかかった時間は約12分!
enerboxの出力でも可能なことがわかりました!
今回は初めてenerbox本体に熱を感じました。
おそらく400Wギリギリで、バッテリーの電力を一気に使用したため、本体に負荷がかかったのでしょう。
ただ、触って手を引いてしまうような熱さではなく、温かいなと思う程度なので、気にするほどでもなかったです。
ただ、電池残量は5→3まで減ってしまったので、出来て2回かなっていう印象です!
それでも、2回できれば2Lのお湯が沸かせることが出来るので、おなじみ日清のカップヌードルでしたら、一つにつき約300cc(mlと同じ)なので、30分もあれば6人分はまかなえそうです!
湯沸かし器でしたら、お湯も注ぎやすいですし、なにせ沸騰がわかりやすいですよね。
バーナーによる湯沸かしのように、火に注意しなければいけない事もないので、安全にお湯を沸かせることが出来そうです。
車中泊や冬キャンプの必需品、電気毛布!!
今回は、電気しき毛布を使っていきます!
まずはその消費電力を見ていきます。
今回使用する電気毛布には、弱・中・強ありますが、伝熱する瞬間の消費電力は一律57~58W程度です。
ただ、伝熱するタイミングが強さによって変わるので、平均消費電力が変わってきます。
説明書に記載してある平均消費電力は以下のようになっていました。
強さ | 標準消費電力量(1時間あたり) |
弱(約20℃) | 約3wh |
中(約36℃) | 約18wh |
強(約52℃) | 約31wh |
実際に、就寝時にベッドの上に敷いて使用してみます!
私個人の感想は、めっちゃ温かかったしよく寝れたな~。という感じです笑
強にすれば、上にも記載しましたが、約52℃なので、逆に熱くて寝られないです笑
弱でも良いぐらいでした。
これなら冬場でもエアコンの暖房を使わずに寝られます。
電気毛布が車中泊などで重宝される理由がわかりました。
膝掛けのようにして使えるタイプもあるそうで、冬に限らず、夜釣りなどで少し寒くて車に避難したときにこれ一つあれば、寒さを少ししのげそうです。
夜の投げ釣りや浮き釣りなら、椅子に座って膝掛けにしながら待つのも良さそうですね!
気になる使用時間ですが、23:00~8:00の9時間使用(中)しまして、電池残量は残り2つの状態となっていました。
他の用途で使用した部分も多少あり、正確な電池残量はわからないので、どれぐらい使えるかは正確にはわかりませんが、単純計算では中で使用した場合、22時間以上は使用可能ですので、それぐらいは使えると思います。
実際に使える時間を計るのは電池残量がわかりにくいことも重なり、正確にはお伝えできませんが、400Whとして単純計算した場合より多く使用できるので、HPに記載のあった変換効率95%は信じていい数値のようです!
今回実験した結果をまとめてみました!時間は推定値になります。
使用した電子機器 | 使用可能/不可 | 推定使用可能時間 |
6台同時接続 スマホ・PC・タブレット等 | 使用可能 | 推定8時間 |
扇風機(強)47W | 使用可能 | 推定9時間 |
湯沸かし器(1L)415W | 使用可能 | 推定40分前後 |
電気毛布(中) | 使用可能 | 推定22時間 |
ENERBOXの充電時間について
充電時間についても少し触れていきたいと思います。
今回、扇風機が停止するまで使った後、充電をフルにしてみました。
かかった時間は0:00~7:42の間の約7時間40分ほどでした。
専用の充電器でやったので、7時間未満ぐらいかなと思ったのですが、少しオーバーしてしまうという結果になりました。
心づもりとして7時間~8時間という感じが良いかもしれませんね笑
これぐらいなら許容範囲でしょう。
まぁ日中使うのであれば夜に、夜に使用するのであれば日中に充電できるので、充電時間はそれらにあわせると良いと思います!
最後に
今回は、LACITAのENERBOXを実験しながら紹介させていただきました。
実験してみて思ったのは、400Wh台のポータブル電源の中ではハイスペックなものだなって感じです。
コンセントがないところで電化製品を使用できるのは、キャンプの幅も広がりますし、停電とかの時にも役立ちますね。
みなさんにも、ポータブル電源の可能性を実際に使ってみて感じて欲しいのですが、ポータブル電源は安くありませんしネットショッピングが多いのでわかりにくいと思います。
なので、この記事がみなさんのポータブル電源選びの参考になれば良いなと思っています!
他社のポータブル電源も手に入り次第記事にしていきたいと思っていますので、そちらもみていただいて参考にしていただけると幸いです。
ポータブル電源はキャンプギアのひとつとしても、防災用品としても1台あるだけで心強い味方なのは間違いありません。
お持ち出ない方はこの際に購入を検討することをオススメします!!