ポータブル電源の「サイクル数」とは?充電回数とは別?

今回は、ポータブル電源の「サイクル数」について見ていきたいと思います!

そもそも、皆さんは、ポータブル電源に限らず、蓄電池の説明文に「サイクル数」という言葉が書いてあるのを見かけたことはありますか?

あまりサイクル数というのが分からない方にまず簡単に説明しますと、「サイクル数」というのは充電量を満タンにして空っぽになるまで使い切ることです。

数値にすれば0%→100%→0%までになるのを1サイクルと呼びます。

サイクル数が具体的に表しているのは、そのポータブル電源(蓄電池)の1日1サイクルしたときの寿命の目安です。

例えば、こういう風に表示されています。

もし、上記のサイクル回数で毎日1日1サイクル使用したとしたら、約1年半と少しが寿命の目安ということになります。
しかしながら、毎日使用することは、ほとんどないと思われますので、寿命自体は使用頻度によって変わってきます。

蓄電池はサイクルを繰り返せば繰り返すほど、その性能は劣化していきます。
そのため、サイクル数が少なくかつ、大容量のポータブル電源はその分寿命が長いと考えることができます。

ここからは、主要メーカー(3社)の商品ページに記載されているサイクル回数を抜粋してきたので、見ていきたいと思います!

LACITA ENERBOX

容量:444Wh
サイクル回数:500回以上

suaoki ポータブル電源 G1000

容量:1000Wh
サイクル回数:2000回以上

Jackery ポータブル電源 400


下の写真の内容を抜粋して記述します。
(ポータブル電源400と700のサイクル数は「500サイクル」です。本製品はサイクル500回にて80%の容量を保障しています。
※商品ページにサイクル数は記載されておりません。Jackery社に問い合わせてみたところ、下のような回答が返ってきました!

容量:400Wh
サイクル回数:約500回

上で3つの商品を見てみましたが、いかがでしょうか?
なんとなく各メーカーごとのサイクル数がイメージできたのではないでしょうか?

ここからは、ポータブル電源のサイクル数・容量に関して注意点があるので、それに触れていきたいと思います。

まず、バッテリーは充電した電力をそのまますべて使うことができません。
DCAC変換効率というのがあるのですが、充電したエネルギーを放電(電力として使用)するには、エネルギーを変換する必要が生じます。
そのときに、多少なりとも電力のロスがでてきます。
たとえば、変換効率が75%だとしたら、25%はロスになってしまいます。

極端な例にはなりますが、もし500Whの同容量の2つのポータブル電源のスペックが以下のようだとします。

①サイクル数500回 変換効率 80%

②サイクル数700回 変換効率 50%

この二つのうちだと、一見②のほうがサイクル数が多いので寿命が長そうな気はしますが、実際は使える電力の多さから考えると、①のほうが実際には長く使えるというケースもあります。

※もちろん、使う電子機器や使用方法によってそれらはかわってきてしまうので、一概にはいうことができません。
なのでこれらの値は選ぶときの基準としてみてみるといいのかなと思います!

いかがだったでしょうか?
今回は、ポータブル電源のサイクル数についてみてきました。
みなさんのポータブル電源を選ぶ際の参考にしてみてください!