今回は、ANKERの「PowerHouse」というポータブル電源を徹底紹介していきたいと思います!
そもそも私がポータブル電源を知るきっかけは、キャンプ用品としてだったのですが、キャンプに使える物の多くが災害時にも使える物が多いですので、この記事を通して皆さんにポータブル電源という製品を知ってもらうことが出来たらなと思いました。
そして今回、それを手に入れることが出来たのでこれから紹介していきたいと思います!
ANKERについて。
このロゴを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
オーディオ周辺機器では最近よく見かけるような気がします。
まずは、軽くANKERの紹介をしていきたいと思います!
ANKERは2011年に創業されました。
本社は中国の深圳(しんせん)にあり、オフィスは長沙(ちょうさ)、シアトル、東京、ドバイ、リヤド、ジャカルタにあります。
日本では、ANKER JAPAN (アンカージャパン株式会社)が2013年に設立されました。
ANKERが販売している商品としては以下のようなものになっています。
・モバイルバッテリー
・急速充電器
・ケーブル
・オーディオ
・家電
・プロジェクター
etc.
あげるとたくさんあります。
かなり多くの商品を販売していますが、その中でも有名なのはオーディオの《Soundcore》ではないでしょうか。
私自身、「Soundcore2」というスピーカーを愛用しています。
そんな「ANKER」なのですが、今回の記事では、「ANKER」から発売されているポータブル電源「PowerHouse」を紹介していきたいと思います!
PowerHouseの見た目はこんな感じ!
まずは、その見た目から紹介していきたいと思います!
(ななめ) (前正面)
(後ろ正面) (上) (側面)
ざっと、斜め・正面・後ろ・上・横の感じを写真で撮ってみました。
伝わるかどうかはあれですけど、、、
まずは、触れてみて感じた、そのもののことを書いていきたいと思います。
・コンセント(✕1)・USB(✕4)・シガーソケット(✕1)・DC入力(✕1)
・重さは見た感じ重そうだが実際は少し重い程度で、持ち運びは可能。
・外装はアルミニウムで出来ており、かなりしっかりしている印象。
・持ち手は倒すことが出来る。
・液晶が横長でみやそう。
・液晶の情報は少なめ。
・ボタンを押すたびに「ピッ」という音が鳴る。
開封してからざっと見て思ったのは、USBポートが多めに作られているなという事です。
そのものは外装がアルミニウムでしっかり作られており、高級感があります。
もちろん、AC出力とシガーソケットもしっかり着いていますが、数的には、USBポートが多いので、モバイルバッテリーがかなり大型化した印象です。
ではここからは、実際にHPに書いてある「PowerHouse」の基本スペックをHPから引用しますのでご覧ください!
PowerHouseの基本スペック
商品名 | Anker PowerHouse |
容量 | 434Wh/120,600mAh |
内蔵バッテリー | リチウムイオン電池 |
AC出力波形 | 純正弦波 |
充電温度 | 0~40℃ |
動作適応温度 | -10~40℃ |
充電所要時間 | 約6時間 |
サイクル数 | 400回(メーカー推奨) |
変換効率 | 80~85% |
サイズ(mm) | 200✕165✕145 |
重さ | 4.2kg |
いかがでしょうか?
取扱説明書に情報があんまり載っていなかったので、一部はカスタマーサポートに問い合わせをしてから記入しています。
表にはたくさん数値が並べてありますが、じゃあ実際どこが重要なの?ってなりますよね。
私なりにポータブル電源を選ぶ上で重要な点をいくつかピックアップしましたので紹介していきたいと思います!
まずは、容量
ポータブル電源などの蓄電池においては、やっぱり容量が一番重要です。
選ぶ際には、使いたい製品の情報から逆算して、それを使う時間とかも考慮して決められると良いと思います。
家庭用冷蔵庫やドライヤーなどといった電化製品はポータブル電源でまかなうのは出来ません。
使う用途としてはPC、スマホ、スタンドライト、扇風機、電気毛布などの消費電力が大きくないものが大半です。
使用するポータブル電源の最大出力を超える電力を消費するポータブル電源は使用できませんのでご注意ください。
「PowerHouse」の容量は上の表に記載したとおり、434Wh/120,600mAhとなっています。
これが多いのか少ないのか判断が難しいと思いますが、その辺はこの後の検証結果を見ていただけると良いかなと思います!
また、ポータブル電源の容量を見る際に重要となってくるのが、変換効率です。
今回紹介させていただく「PowerHouse」に関しては、その数値は80~85%程度のようです。
リチウムイオン電池の場合、多くは80~85%なので、その値と変わりないようです。
この変換効率は実容量に関わってくるので非常に重要なのですが、今回のANKERもそうですがHPや取扱説明書に記載がない場合が多々あります。
そういった場合はカスタマーサポートなどのデスクに問い合わせてみると良いですよ!
ちゃんと聞いて納得した買い物をしましょう!
次は、AC出力の波形(純正弦波なのか疑似正弦波なのか)
「PowerHouse」の場合、AC出力波形は純正弦波というように記載されています。
では、なぜ波形を気にするのかという理由になるんですが、これも電化製品を使用する際に重要になってきます。
市場に出回っている多くのポータブル電源の波形は純正弦波になっている物が多いですが、一部安いなと思われる商品には、疑似正弦波が使われている場合があります。
純正弦波は、一般の家庭にあるようなコンセントから出力されている波形と同じですので、使えない製品はほとんどないです。
一方で、疑似正弦波の場合は、出力が不安定なため、物によっては故障の原因になってしまうことがありますので、純正弦波を使用しているポータブル電源を購入することをお勧めします。
純正弦波と疑似正弦波を比べると、純正弦波にしている製品の方が値段にすると高くなってしまうのですが、使いたいものが使えないことに比べればしょうがないのかなと思います。
「PowerHouse」の場合はその点を心配する必要はなさそうです!
そして、サイズ
性能ももちろん大切ですし、一番重視するところですが、家の置き場所とか車に載せる際にあんまり邪魔にならない物が欲しいところです。
表に数値を記載しましたが、それだけではわかりにくいと思うので、大きめのティッシュ箱と比べてみました。
数値だけじゃわかりにくいですけど、実際の市販のティッシュ箱と比べたら、伝わりやすいかなと思います。
個人的な感想は、思ったほど大きくなくコンパクトだなっていう印象を受けました。
「PowerHouse」は外装がアルミニウムになっているので、印象だけで言えば非常に重そうな雰囲気があります。
ただ、実際は4.2kgなので、そこまで重くなく、持ち運びもしやすい大きさになってます。
大きすぎないので、場所にはそんなに困らないかなと思います。
※サイクル数に関して
サイクル数400回という表示は、約400回までは性能を維持したまま使用することが可能で、それ以降は使用可能な容量が減っていく目安になります。
また、経年劣化等もありますので、保証期間以内が性能維持の目安だと思っていただけると良いです。
そんな感じで、ポータブル電源を選ぶ際に気にした点を書いていきましたが、ここからは、「PowerHouse」ならではの強みなどを書いていこうと思います!
「PowerHouse」のここがすごい!
「PowerHouse」の最大の特徴というのは、合計30W出力の急速充電のUSBポートが4つついているという点です!
USBポートは多くても3つのポータブル電源がほとんどで、3つあっても急速充電に対応してないポートがあったりと少し物足りなさが残っていましたが、今回の「PowerHouse」に関してはそれが払拭され、災害時などにも多くの携帯等を素早くかつ多く充電できるので非常に便利です!
また、「PowerHouse」の強みとして、非常に静か(ファンの音がほとんどしない)なところがあげられます!
多くの他社製のポータブル電源は、常にではないですが使用しているなかで時折ファンが作動します。
そのファンの音が、おそらく外にあれば全く気になりませんが、室内だと私の場合ではありますが、そこそこ気になりました。
ただ、今回使用した「PowerHouse」の場合、非常に静かだったので、使っていてもファンの音が気になるという事はありませんでした。
音に敏感な方もいると思いますので、そういう方にとってはかなり嬉しいモノだと思います。
「PowerHouse」の外装がアルミホイルになっていて、高級感やしっかりした印象を与えてくれます。
ポータブル電源はキャンプ用や防災用として購入される方が多いと思います。
そのため、外での使用頻度も高いので、ポータブル電源そのもののがしっかりしていたほうが安心して使えますよね。
外装のお陰で外での使用にも全然心配することなく持って行けそうです!
また、これは「PowerHouse」関連というより、ANKERの商品サポートの良いところなのですが、ANKERのHPにはチャット機能があります!
今回私も、取扱説明書に記載のなかった部分に関して問い合わせたかったので、メールではなくチャットを利用してみましたが、返信がかなり早いです。
問い合わせのメールなどはいちいちメールアドレスや氏名を記入する手間がかかったりしますが、チャットであれば、そういう手間はなく、どの製品の何に関して質問があるのかだけを送信すればよいので、非常に手軽に問い合わせが出来ます。
ちょっと物足りない・・・?
ここでは、この「PowerHouse」本体とそれに関連することに関してここはもう少し改善して欲しかったり、こういう機能が欲しいといったことを書いていきたいと思います。
まずは液晶の余白に出力W数だけでも表示して欲しい、ということです。
というのも下の写真を見ていただければわかると思うのですが、「PowerHouse」の液晶表示は真ん中に電池残量が表示され、右端にどこで出力がされてるのか、左端にはスマートフォンのようなマークが表示されます。
液晶表示そのものはとってもすっきりしていて、見やすいものになっています。
デザインなどの兼ね合いもあると思いますので、よくわかりませんが、左端の表示には意味がないように感じられます。
それよりも余白のところに今どれぐらい出力しているのかの合計W数を表示すれば、ユーザー的にもあと何時間ぐらい使用できそうかの目安ができると思うので効率よい使用が可能になると思います。
次の改善点は、本体ではなく、取扱説明書に関することになります。
URLから見ていただきたいのですが、とにかく内容が薄く感じます。
ANKER自体が日本の会社ではないのでしょうがないのかも知れませんが、たくさん書いてあるように見えて翻訳されたものばかりで商品の仕様は最低限しか書かれておらず、物足りなさを感じてしまいます。
これだと知りたい情報が入っていなかったりするので、あんまり使い物になりませんよね。
最大出力の小ささも少し気になりました。
「PowerHouse」の最大出力は120Wと記載されていました、これでは少ないなというのが正直なところです。
400Whの容量があるので、最低200Wぐらいまでは欲しいなと思いました。
ちょっとだけ緩いかも、、、?
すごい気になるわけではないのですが、USB出力ポートにしろ、AC出力ポートにしろ若干差し込み口が緩いような気がしました。
あんまり力を入れなくてもするっと抜けてしまうので、充電してたと思ったけど気づいたら抜けてたみたいなことが起きるかも知れません。
少しだけ注意した方が良いと思います!
別売りのソーラーパネル
今市場にはいろんなポータブル電源が販売されていますが、多くのメーカーがソーラーチャージャーを販売しています。
それはANKERに関しても同じ事が言えます。
ポータブル電源だけでなく、直接USBポートから携帯などにも充電が出来るので、こちらもキャンプ用・防災用として非常に重宝出来るモノだと思います。
ANKERから発売されている、ポータブル電源の充電が可能なソーラーチャージャーの名前は「PowerPort Solar 60」です!
そのソーラーパネルの仕様は以下のようになっています。
商品名 | Anker PowerPort Solar 60 |
出力(8mmDC/5.5mmDC/USB) | 16.8V/17.6V/5V |
収納時サイズ(mm) | 295✕170✕62 |
展開時サイズ(mm) | 860✕700✕5 |
重さ | 1.41kg |
重さが1.41kgというのは驚異的な軽さだと思います。
おそらく似たような仕様の他社製品だと2kgは超えていたと思うので、1kg台のものはかなり珍しいのではないかなと思います!
ただ、気になる充電時間ですが、充電時間に関する記載は公式には載っていませんでした。
このソーラーチャージャーは最大出力が60Wなので、日の当たり方によってはその大きさは変わってきます。
なので、真夏でしっかりと日射の角度を考慮しつつすれば、かなり充電は可能とは思いますが、ソーラーチャージャーで日中に充電しきることはまず難しいのではないかなと思われます。
充電の足しになる程度で考えておくのが無難でしょう。
とはいっても、このソーラーチャージャーから、ポータブル電源だけでなくスマートフォン等も充電できますので、その点を考えればかなり便利なモノに違いないと思います!
ポータブル電源に関する注意点
キャンプ用・防災用と購入する理由は皆さん様々だとは思いますが、ポータブル電源を毎日のように使用する人は少ないと思います。
キャンプもワンシーズンに一回とかの方も多く、前回の使用から3ヶ月以上使わないことはめずらしくありません。
しかしながら、せっかく購入したのですから、使いたいときにちゃんと使えるように、皆さんに以下の点はまもっていただきたいと思います。
3ヶ月から6ヶ月を目安に1回以上通電させること。
これは非常に重要です。
6ヶ月以上通電させないと、バッテリーが劣化してしまい、いざというときに使用できなくなってしまう可能性が高いです。
宝の持ち腐れになってしまうことのないように、この点をしっかりまもってください!
使わないときは、必ず、出力されていないかの確認をすること!
出力がされていなければ勝手に停止する仕様にはなっていません。
出力を切っておかなければ勝手に放電されてしまうのでその点も注意が必要です!
使わないときは毎回出力ボタンのチェックはしておいた方がいいです!
ではではここからは実際に使ってみたいと思います!
「PowerHouse」家にあるいろいろな家電で実際に使ってみた!
接続にはWチェッカーを使って、どれぐらいの電気を消費しているのか見ながらやっていきたいと思います!
まずは、多数同時接続を試してみます!
電子機器 | 消費電力 |
スマホ・タブレット | 6W |
ポケットWi-Fi | 4W |
電気スタンド | 4W |
USBポート4つに電池残量が少なくなったポケットWi-Fi・スマートフォン2台・タブレット1台を差し、AC出力のコンセントの部分には電気スタンドを差して検証してみたいと思います!
ちなみに、それぞれの消費電力は以下のようになっていました!
使用電力を合計すると、「26W」になります。
約2時間、タイマーをセットして計測してみました!
98%スタートで、2時間後は84%でした。
2時間で約14%の消費でしたので1時間に約7%の消費になると思われます。
100%消費には約14時間かかるので、取り出せる電力は次のようになると思います。
26(W)✕14(時間)=364Wh
434Whのうち、364Wh取り出すことが可能なので、その変換効率は次のように計算できます。
364÷434=0.838≒0.84(84%)
結果としては、「変換効率=84%」に近い数値であることが考えられます。
次は扇風機!
夏場に大活躍する扇風機を試してみました!
一般的な扇風機を使用していきます!
もし夏場に停電が起きてしまい、エアコンが使えないとなったら、最後に頼るのは扇風機ですよね。
熱中症対策のためにも扇風機は大切ですが、「PowerHouse」でどれぐらい使えるのか。
一般家庭にあるサイズの扇風機を使用します。
車載用やキャンプ用などの場合、もう少し消費電力も小さいと思うので、より長い時間使用できると思います。
今回使用する扇風機の消費電力は以下のようになってます!
風力 | 消費電力 |
微風 | 20~21W |
弱 | 28~29W |
中 | 39W |
強 | 47~48W |
今回は強さは(中)を使用して、約2時間計測してみたいと思います。
電池残量82%からの検証をしていきます。
2時間後の電池残量は59%でした。
23%の消費でしたので、1時間には約11%消費すると思われます。
100%消費には約9時間かかるので、取り出せる電力は次のようになると思います。
39(W)✕9(時間)=351Wh
434Whのうち、351Wh取り出すことが可能なので、その変換効率は次のように計算できます。
351÷434=0.808≒0.81(81%)
結果としては、「変換効率=81%」に近い数値であることが考えられます。
車中泊や冬キャンプの必需品、電気毛布!!
今回は、電気しき毛布を使っていきます!
まずはその消費電力を見ていきます。
今回使用する電気毛布には、弱・中・強ありますが、伝熱する瞬間の消費電力は一律57~58W程度です。
ただ、伝熱するタイミングが強さによって変わるので、平均消費電力が変わってきます。
説明書に記載してある平均消費電力は以下のようになっていました。
※電気毛布の消費電力にはかなり波があります。平均消費電力とは書いてありますが、変換効率の計算にはあんまり参考にはなりません。
実際に何時間使えるかを試して見るのが一番良い方法だと思います。
強さ
強さ | 標準消費電力量(1時間あたり) |
弱(約20℃) | 約3wh |
中(約36℃) | 約18wh |
強(約52℃) | 約31wh |
実際に、就寝時に布団の上に敷いて使用してみます!
まず、強で使用してみました。
23時頃から強さ(強)で使用してみました。
電池残量100%満タンの状態から始めたのですが、朝6時までにはすでに電池を使い切ってしまっていました。
いつ切れてしまったのかがわかりませんのでもう一回検証していきたいと思います!
次は強さは(中)で検証していきたいと思います!
電気毛布は今まで使ってみた感じだと、上に記載した説明書にある標準消費電力よりは大きいと思います。
かなり出力が上下する製品ですので、あくまで一つの参考値としてお考えいただけると幸いです。
電池残量59%からの検証をしていきます。
2時間半で残り39%となりました。
20%減るのに2時間半かかりましたので、おそらく100%消費するのには12時間半ほどかかると思われます。
なので、取り出せる電力はつぎの計算が出来ます。
18(W)✕12.5(時間)=225(Wh)
225Wh取り出せるので、変換効率は次のように計算します。
225÷434=0.518≒0.52(約52%)
今回の結果は「変換効率=52%」になりました。
ただ、記述したように、電気毛布の消費電力には非常に波があるのでこれは正確な値とは程遠いです。
寝る際に、何時間使えるかだけを参考にしていただけると幸いです。
おそらく、みなさん「中」ぐらいで使用されるのが一番良いと思います。
「中」で体温ほどあるので、冬場などはとても気持ちよく眠りにつけると思います。
「中」で使用した場合、最低12時間半は使えると思いますので、その点は心配しなくて良いでしょう。
結果まとめ
ここまで、スマートフォン等多数同時接続・扇風機・電気毛布と実験してきましたがその結果を下の表にまとめておきますのでご覧ください!
重ねて書かせていただきますが、毛布に関しては、出力の関係もそうですが、使用環境の要因も重なってきますので、あくまで参考値としてお考えください!!
最大出力が120Wなだけあって、私の家にあって試せるモノが少なかったです。
もし100W程度の電化製品があれば、おうちで試してみるのも良いかもしれません!
PowerHouseの充電について
ここからは充電に着いて触れていきたいと思います。
まず、充電時間に関して、実際に計測してみたところ、約7時間半かかりました。
充電時はこんな感じです。
実際に充電にかかった時間は約7時間半。
専用の充電器を使ったのですが、6時間という数値からは少し離れているように感じました。
カスタマーサポートにチャットで質問したときは約6時間という風に答えていただいていたので、少し残念かなという気はしています。
ただ、7~8時間は見積もっておいた方が良いので、あまり電源を使わない就寝中などに充電しておくのがやはり一番かも知れませんね。
また、ポータブル電源に共通して言えることなのですが、充電器(写真の左側にある四角いところ)が充電時に異様に熱くなります。
まだなにかが溶けてしまったりしたことはありませんが、とにかく熱いので、その点は充分に注意しておいた方が良いと思います。
もし就寝時に寝床の近くで充電する場合、体が触れる範囲には置かないようにすることを推奨します。
また、ソーラーチャージャーからも充電可能ですが、ソーラーチャージャーからの充電にはかなり時間がかかりますので、その点は注意しておいた方が良いかもしれません。
最後に
今回は、ANKERから発売されているポータブル電源「PowerHouse」について紹介させていただきました。
いかがだったでしょうか?
やはり、ANKERから出ているだけあって、ポータブル電源ではありますが、イメージとしては特大のモバイルバッテリーという印象を私は受けました。
4つUSBポートがあるのはかなりの魅力だと思いますし、かつ、急速充電であるという点は、非常時にかなり役立つと思います。
それに、使っているときにとっても静かなので、その点も好印象でした。
保証期間に関しては基本的に18ヶ月のようですが、ANKER会員(無料)になればさらに6ヶ月追加され最大24ヶ月保証されるそうです!
通販サイトのレビューなどを見ると、保証期間が過ぎてしまった後に故障などがあれば破棄の方向で話が進められるそうなので、たった6ヶ月と思うかも知れませんが、会員になっておくのは一つの手かと思います。
そして今回検証した変換効率は84%、81%、52%という結果になりましたので「約80%前半」と言えることが出来るのではないでしょうか。
この点はメーカーの説明通りですね!
非常用としてポータブル電源をお考えの方にはオススメ出来る製品となっています、そういう方は是非参考にしてみてください!